熱い暑い名古屋場所も中日が過ぎ11日目を迎えました。
結びの取り組みで、霧島が横綱 大の里関に敗れました。
普段から、帰ってきて部屋で取り組みについて多くを語ることのない関取ですが、その兄弟子の背中をみて
「オレが敵討ちしてやるっす」
といった弟弟子が2人いました。
そして、夕食後、静まり返った土俵で四股をふむ2人に、いつになく何か熱いものを感じました。


勝負を諦めず、戦う背中をちゃんと見ている人がこんなにそばにいることが嬉しく思います。
なんだか熱い気持ちがエスカレートして、横綱土俵入りがはじまります😅

いつか音羽山部屋から横綱が出てくる予感しかしません☺️
頑張って努力した人ほど、負けた悔しさは深いものです。それでも前を向いて諦めない人はまだまだ強くなります。
悔しさに涙をこらえ、歯を食いしばって前を向く。
勝って喜び、負けて学び、それでも諦めずにまた立ち上がる。
音羽山部屋には、そんな「未来の力士たち」が育っています。
若さゆえの波はあるけれど、「諦めない心」だけは、確実に鍛えられている。
勝ち負けの先にある、人としての強さを育んでいると感じます。
「知ることは、感じることの半分も重要ではない。」
──レイチェル・カーソン
今日の彼らの姿は、まさにその“感じる”一日でした。
何よりも力強い授業を、彼ら自身が示してくれました。
…とはいえ。
私は、今日は正直、悔しかった。
くそー!と叫びたくなるくらいに!!
でもその悔しささえ、また次の力になる。そう信じています
がんばれ!音羽山部屋。
八之助